電力使用制限令7月1日発動

東京も節電対策

政府が発動する電力使用制限令とは何だ!

7月1日、東京電力、東北電力管内にある大規模工場など大口電力需要家に対して昨年比15%の節電を義務付ける電力使用制限令を発動します。

7月1日以降、東京電力、東北電力管内の契約電力が500キロワット以上の大口需要家が使える電力を昨年夏の最大電力の85%までに制限します。例外の大口需要家、緩和措置のある需要家もありますが、故意に違反すれば100万円以下の罰金となります。期間は東電管内が9月22日まで、東北電管内が9月9日まで、平日午前9時から午後8時が対象となります。

ここで疑問があります。大口電力需要家が15%の節電をすれば、この夏のピーク時の電力需給バランスは保たれるのでしょうか。

不足分がどのくらいかが分からないのでなんとも言えませんが、仮に1000万キロワットが不足していたとして、この1000万キロワット分を大口電力需要家だけで到底まかなえないと考えます。

このため一般家庭にもピーク時のエアコンの消費を控えめにするなどの節電対策が求められています。

さらに計画停電も視野に入れて、この夏を乗り切る考えが東京電力にはあります。6月分の東京電力の請求書には、一番下のところに「計画停電を行う場合のグループは・・・・です。」と入力されるようになりました。

ということは、今から周知して、夏に計画停電もする可能性があるという事になります。

計画停電は、一番暑い10時~16時くらいに行われるでしょう。ここがピーク時間です。今から計画停電の対策も節電の対策と同じように考えてみましょう。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110630-00000104-jij-pol

節電と一緒にスマホの通信料も安くする。




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これだけでもやろう節電
1.エアコンを使わない又は設定温度を高く(低く)する
2.LED電球に交換する
3.使わない電灯はこまめに消す

節電の考え方
節電には、2つの考え方があります。1つは電気を使わないことで節電する。もう1つは、今まで使っていた電気の使用量を抑える。このどちらも平行することにより、より一層の節電効果が見込まれます。

電気を使わないというと、エアコンを使わないなどと思いつきますが、電気製品を他のエネルギーに替えることでも電気を使わなく出来ます。ガス温水床暖房、ガス衣類乾燥機、などです。また、発電(電気)と給湯(温水)、暖房まで一緒に作れるエネファーム(バックアップ熱源機含)なども代替の機器になります。

電気使用量を抑えるには、LED電球に替えるとか、昔の機器から最新の機器に変えるなどです。タイマーを上手に使って使用量を抑えることも出来ます。

 
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