2013年の夏の節電効果を考えてみる

今夏の電力需給の概要について

東電の「今夏の電力需給の概要について」9月26日を見て

今年の夏は暑かった。10月でも30度を超える日があり、梅雨明けが早かったこともあり、長い暑い夏を過ごしました。

最大電力の水準は、5,078万KWを記録した昨年より15万KWだけ多い5,093万KWを記録した8月9日(金)が最高です。2012年の実績とだいたい同じ水準です。

気温が35度を超えると最大電力が5,000万KWになるとグラフから読み取れます。最高気温30度の時には、最大電力4,300万KW程度。

ということは、今している節電対策を今後も続ける限り、これよりも大幅に最大電力が増えるということは無いでしょう。

ただ、今夏最高気温を記録したのが8月11日(日)の37.8でした。日曜日ということで最大電力は大幅に上昇ということはありませんでしたが、もしこれが平日に発生した場合には、最大電力5,450万KW程度になると東電は推計しています。

ここだけちょっと気になりました。

東電の供給力は、結局のところ何万KWあるのだろうか。設備の合計から、稼働できる設備、稼働できない設備、を計算して8月上旬にどのくらいの供給力になるのかという疑問があります。

今年は火力が増出力をしていません。この辺をどの程度盛り込むかで供給力の最大値が変ります。4月26日に公表した電力需給見通しは5,813万KWです。この数字がきちんとしたものであれば、今後も今の節電対策をしていれば、電力逼迫の事態にはならないでしょう。

節電と一緒にスマホの通信料も安くする。




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これだけでもやろう節電
1.エアコンを使わない又は設定温度を高く(低く)する
2.LED電球に交換する
3.使わない電灯はこまめに消す

節電の考え方
節電には、2つの考え方があります。1つは電気を使わないことで節電する。もう1つは、今まで使っていた電気の使用量を抑える。このどちらも平行することにより、より一層の節電効果が見込まれます。

電気を使わないというと、エアコンを使わないなどと思いつきますが、電気製品を他のエネルギーに替えることでも電気を使わなく出来ます。ガス温水床暖房、ガス衣類乾燥機、などです。また、発電(電気)と給湯(温水)、暖房まで一緒に作れるエネファーム(バックアップ熱源機含)なども代替の機器になります。

電気使用量を抑えるには、LED電球に替えるとか、昔の機器から最新の機器に変えるなどです。タイマーを上手に使って使用量を抑えることも出来ます。

 
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