今夏の節電効果を考えてみる

20111005setudenkoka.jpg

東京電力発表の「今夏の電力需給状況について」より「最大電力発生日の節電効果の内訳試算」を見てみました。

一番暑かった日の昨年と今年を比べたグラフですが、昨年より1,077万KW最大電力が減っています。大口、小口、家庭で分けた場合には、大口需要家は29%減、小口需要家は19%減、家庭用は6%減となっています。

大口需要家は、毎時間ごとの電力使用量を集計していますので、ある程度正確です。それ以外は推計ですので、どの程度正確なのかは疑問があります。

ただ、ここでわかることは、昨年よりも節電効果があり、電力使用量が減っているということです。

最大電力使用量が4,922万KWとは、例年に比べても格段に少ない数字です。

今夏はかなり節電効果があったと考えられます。

節電と一緒にスマホの通信料も安くする。




スポンサードリンク

これだけでもやろう節電
1.エアコンを使わない又は設定温度を高く(低く)する
2.LED電球に交換する
3.使わない電灯はこまめに消す

節電の考え方
節電には、2つの考え方があります。1つは電気を使わないことで節電する。もう1つは、今まで使っていた電気の使用量を抑える。このどちらも平行することにより、より一層の節電効果が見込まれます。

電気を使わないというと、エアコンを使わないなどと思いつきますが、電気製品を他のエネルギーに替えることでも電気を使わなく出来ます。ガス温水床暖房、ガス衣類乾燥機、などです。また、発電(電気)と給湯(温水)、暖房まで一緒に作れるエネファーム(バックアップ熱源機含)なども代替の機器になります。

電気使用量を抑えるには、LED電球に替えるとか、昔の機器から最新の機器に変えるなどです。タイマーを上手に使って使用量を抑えることも出来ます。

 
昨日   今日  
節電