こんな節電対策はダメ。

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これだけ節電対策が言われてきているので、いつかこんな事態になるのだろうと思っていましたが、やはりなってしまいました。

とある公共の施設の管理者が、

「今は節電対策で15%削減しなくてはいけないので、会議を公民館などでして欲しい。」

というお願いをしたそうです。

ここの施設は節電対策で電気の使用量を減らさなければならないという趣旨です。節電対策である程度電気使用量を減らさなければならないのは判ります。みんなの努力が必要です。

しかし、ここで問題は、自分のところの電気の使用量は減らしても、他の施設の使用量のことは考えていないことです。役所らしい考え方といえば納得が出来ます。

実際、この施設を使って会議をすると、照明代だけで済みます。公民館で会議をするとプラスエアコンの使用量が増えます。

ここの管理者は、自分の管理している施設が節電できれば、他の施設のことを考えていないことになります。

全体的に見ると、エアコン代が余計に掛かるので節電にはぜんぜんなっていません。

こんな節電対策の考え方はダメですよ。

節電と一緒にスマホの通信料も安くする。




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これだけでもやろう節電
1.エアコンを使わない又は設定温度を高く(低く)する
2.LED電球に交換する
3.使わない電灯はこまめに消す

節電の考え方
節電には、2つの考え方があります。1つは電気を使わないことで節電する。もう1つは、今まで使っていた電気の使用量を抑える。このどちらも平行することにより、より一層の節電効果が見込まれます。

電気を使わないというと、エアコンを使わないなどと思いつきますが、電気製品を他のエネルギーに替えることでも電気を使わなく出来ます。ガス温水床暖房、ガス衣類乾燥機、などです。また、発電(電気)と給湯(温水)、暖房まで一緒に作れるエネファーム(バックアップ熱源機含)なども代替の機器になります。

電気使用量を抑えるには、LED電球に替えるとか、昔の機器から最新の機器に変えるなどです。タイマーを上手に使って使用量を抑えることも出来ます。

 
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